認定看護師である私、実は転職しているんです!
転職のきっかけは、長らく同じ病院にいると「自分が正しい」みたいな感覚に陥ってきてしまい、正常な判断ができなくなってしまったからです。また、当然長くいると、管理者をやらなければならず、必然的に現場から離れる機会が増えてしまい、このままでは手術看護ができないなと思い、心機一転「転職」する決意をしました。
転職を考える理由は、
- 私みたいに個人的な理由
- 職場の人間関係に悩み辛くなった
- 肉体的に限界で疲れてしまった
- 夢や希望ができ新たな道に進む
など多種多様です。そこで今回は私自身の転職経験をもとに「転職で失敗しない秘訣」を伝授していきたいと思います。
退職の意思はいつ伝える?
<民法627条> 当事者が雇用の期間を定めなかったときは、各当事者は、いつでも解約の申入れをすることができる。この場合において、雇用は、解約の申入れの日から2週間を経過することによって終了する。
とあるように、退職日の2週間前に退職の意思を申し入れれば、法律的には問題なく退職できます。
しかし、多くの病院では「就業規則」と言うものがあり、その規則内に退職の申し出は「1ヶ月前」であったり「3ヶ月前」と書いてあったり、病院の就業規則によってバラバラです。
じゃあ、いつ伝えるのが正解なの?
『6ヶ月前(180日前)』です。
「え〜」と思われる方も多いとは思いますが、これには理由があります。
どこの病院も看護師不足が問題となっています。そのため、ギリギリの人員でシフトを組み業務をこなしているのが現状です。その状況で、2週間後に退職しますと言ったらみんなどう思うでしょう?
「ただでさえギリギリなのに、もうやってられないよ〜」って感じになってしまいますよね。
次から次へと人員が補充される病院であればいいのですが、そんな病院はそう多くありません。
多くの病院は退職の意向を聞いてから、皆さんもよくご存知の看護roo!や看護師の転職サポート マイナビ看護師などの人材紹介会社に人材紹介を依頼します。しかし、依頼したからと言ってすぐ入職が決まるわけではなく、数ヶ月の期間を要してようやく入職が決まります。
ですので、今いる病院に退職前最後の恩返しだと思って、「6ヶ月前」には退職の意向を伝えて下さい。すると、いわゆる「綺麗な退職」となり、退職日には快く送り出してくれるでしょう。
退職を受理してもらえない場合
退職の意向を伝えても、上司は必ず引き留めにきます。
私自身、管理者と言う立場上いやと言うほどこう言った場面に遭遇しています。本音を言えば、辞めて欲しくない一方、夢や希望を抱いて次のステップに進もうとしている看護師を長く引き留めるのは、その看護師の将来また人生を変えてしまう可能性があるため無理には引き留めることができないのが現状です。
しかし、人員が減るのは死活問題であるため、必ず数回は引き留めます。そこで、上司の厚い熱意や改善要求などが通り職場環境が少しでもよくなる可能性が見えれば退職を思い留まる事も一つの選択肢ですが、そうでない場合、やはり退職の選択が一番です。
そこで、引き留められなかなか退職を受理してもらえない場合、次のステップで話を進めると上手くいきます。
1、退職理由は絶対に嘘を言わない。
2、次の職場での夢や希望を熱く語る
3、今の病院では夢や希望を叶えれない理由を語る
上司の情に訴えかけるのは効果的です。それでもダメな場合は、
4、転職活動をしていることを伝える
5、転職先の内定通知をもらったことを伝える
そうなれば、上司も無理には引き留めれなくなります
退職をすると言うのは、退職するものにとっても非常にストレスとなります。
多くの場合、現状に不満を抱き退職という選択をします。「綺麗に退職」なんて考えることができないかもしれませんが、いわゆる「退職癖」をつけないためにも上手く退職するテクニックを身につけた方が自分のためになるため、退職を考えたときは上司と納得いくまで話し合い退職日を決めることをお勧めします。
転職先を探す方法
退職の意向が決まったら、次は転職先を探さなければいけません。
ここでは、実際に私が行った転職活動を紹介していきたいと思います。
まず初めに行ったのは「Google」で「看護師 手術室 転職」と入力して情報収集を行いました。
すると、最初のページに表示されるのは「看護roo!」や「看護師の転職サポート マイナビ看護師」「ナースパワー人材センター」など、人材紹介会社の求人広告のページが必ずヒットします。
今の看護業界に限らず、転職活動の主流は人材紹介会社を利用し希望する転職先を紹介してもらうパターンが主流になっています。
上記に示した人材紹介会社はどれも業界では最大手で、安心して転職サポートを任せることができる会社です。経験年数が浅い看護師さんは、他病院についての情報が少なく、何を頼りに転職活動したらいいのかわからず不安になりますよね。そんな時は、転職サポートを親身にしてくれる人材紹介会社を使用するのも一つの手です。
今の時代、検索サイトを利用すれば転職先の情報を多く閲覧することができます。しかし、最終的に転職先を決める要因となるのは、転職先が
- どのような看護を提供しているのか
- 教育体制は充実しているのか
- ワークライフバンスを考えた職場か
- 人間関係は悪くないか
など、実際に自分の目で確かめに病院見学し、自分自身が納得するまで説明してくれる病院かどうかがとても大事になります。
転職活動前に必ず一呼吸
転職を考えた際、夢や希望を持った転職であれば失敗することは少ないです。
しかし、職場の人間関係などのトラブルで転職を考えた際、「早く辞めたい」と気が焦ってしまい冷静な判断ができず、結果、転職先でも同じように人間関係で悩まなければいけなくなってしまいます。
ですので、退職したいと思った時は必ず「一度冷静に物事を考える」ことを忘れず、誰かに相談してみて下さい。それでも、転職したいと思えば焦らず、自分が納得いくまで転職先を探し新たな人生を歩んで下さい。
転職が上手くいく秘訣は、『上司に嘘偽りない本心をぶつけ、お互いに納得いく形で「綺麗な退職」をし、転職先で夢や希望を叶える仲間に出会う』ことです
もし、転職活動が上手くいかず悩みを相談できる相手がいなければ、いつでも相談に乗りますので遠慮なくご連絡下さい。
私に相談しなくても以下の人材紹介会社は安心してお任せできると思いますのでぜひ相談してみて下さい。
第1位 | 看護roo! | オススメ度 ⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️ |
第2位 | マイナビ看護師TOP | オススメ度 ⭐️⭐️⭐️ |
第3位 | ナースパワー人材センター | オススメ度 ⭐️⭐️ |
最後までお読み頂きありがとうございました。
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